用語集

「風呂あがり研究所」が追求する、最高の風呂あがり（ととのい）を体験するために知っておきたい、専門用語をまとめました。関連記事へのリンクも随時更新予定です。

あ行

アウフグース（Aufguss）

アウフグースは、サウナ室のサウナストーンにアロマ水などをかけた際（ロウリュ）に立ち昇る蒸気を、タオルなどで扇ぎ、熱波を送り届ける行為のこと。

日本では「熱波師」という名で親しまれ、地域によってはイベントとして熱烈なファンがつくほど人気があります。熱波により発汗を促し、より深い「ととのい」へと導いてくれます。

◆関連記事：ロウリュとアウフグースの違いとは？

アイスクリーム

アイスクリームは、食品衛生法によって定められた、乳固形分15.0%以上、乳脂肪分8.0%以上の乳製品です。

濃厚でコクのある味わいが特徴で、風呂あがりのご褒美として至福のひとときを提供してくれます。

温冷交代浴

熱い浴槽と水風呂に交互に入浴する入浴法です。

血管の拡張と収縮を繰り返すことで血行が促進され、自律神経が整いやすくなると言われています。

サウナ後の「ととのう」状態へ移行するためにも非常に重要なプロセスです。

エイジングケア

エイジングケアとは、年齢を重ねるごとに変化する肌の状態に合わせて行う手入れのことです。

特に風呂あがりは乾燥しやすく、シミやたるみにつながりやすいため、保湿ケアや紫外線対策をすることで、若々しい肌の維持を目指すかたへおすすめ。

ヴィヒタ

ヴィヒタは白樺の若い枝葉を束ねたもので、フィンランドのサウナ文化に欠かせないアイテムです。

サウナ室で全身を叩く「ウィスキング」というマッサージに使ったり、室内に吊るして香りを楽しみながらリラックスする目的で使用します。

フィンランド式サウナをテーマにした銭湯・サウナ施設では、ヴィヒタが親しまれています。

オロポ

オロポとは、サウナ愛好家の間で広く親しまれている、オロナミンCとポカリスエットを混ぜ合わせたドリンクです。

オロナミンCのビタミンCとポカリスエットの水分・電解質補給が合わさることで、サウナ後の疲労回復と水分補給に最適な最強の風呂あがりドリンクとされています。

◆関連記事：オロポとはどんな飲み物？サウナーが考える究極の黄金比とは

オロナミンC

オロナミンCとは、大塚製薬が製造・販売する、ビタミンCなどを配合した炭酸栄養ドリンク。1965年に発売され、「オロナイン軟膏」の「オロナ」と「ビタミンC」の「ミンC」を組み合わせた商品名で、爽快な飲みごこちと手軽に栄養を補給できる点が特徴です。

エナジードリンクではなく、着色料や保存料を使用しないこだわりの品質で、幅広い世代に支持されています。

か行

外気浴（休憩）

外気浴（休憩）とはサウナ、水風呂のセットを終えた後に、屋外や専用の休憩スペースで身体を休ませる行為です。

「ととのう」状態は、この外気浴中に得られることが多く、心臓から遠い末端まで血流が行き渡る感覚を味わえます。

クールダウン

クールダウンとは入浴やサウナで火照った身体の体温を落ち着かせる行為です。

身体が熱い状態のままだと、寝つきが悪くなったり、汗が引かなかったりするため、風呂あがりの最高のひとときのために必須のプロセスです。

クラフトコーラ

クラフトコーラとは、スパイス、柑橘類、砂糖などを煮詰めて作る「手作りのコーラ」のこと。天然素材にこだわって作られているため、作り手ごとの個性的な味わいが楽しめます。

シロップ状で販売されているものが多く、炭酸水で割る以外ではお酒に合わせるなど様々な飲み方があります。

参考：伊良コーラ

クラフトビール

クラフトビールとは小規模な醸造所（ブルワリー）が、独自の製法や職人技を活かしてつくる個性豊かなビールのことです。

風呂あがり研究所では、のどごしだけでなく、味わいの深さがあるクラフトビールを「最高の一杯」として追求していきます。

化粧水

洗顔や入浴後の肌に水分を補給するために使われる化粧品。肌の乾燥を防ぐため、風呂あがりにはできるだけ早く塗布することが推奨されています。

近年は「MEN（メン）」と付いた男性向けのさっぱりとした商品ラインナップも増えています。

さ行

サウナハット

サウナハットはサウナ室の熱気から頭皮や髪、耳などを守るためにかぶる専用の帽子です。

のぼせを防ぎ、長時間のサウナ利用を可能にし、より深い「ととのい」へ導くための必需品となっています。

◆関連記事：サウナハットの効果と選び方 | 風呂あがり研究所が厳選

サウナ室

サウナ室とは熱源で室内を温め、大量の汗をかくことを目的とした温浴施設内の部屋。

湿度が低い「ドライサウナ」や、蒸気を発生させる「ミストサウナ」など、種類によって温度や湿度が異なります。

銭湯

銭湯は公衆浴場法に基づき、地域の人々の公衆衛生のために設けられた浴場のことです。

地域に根ざした下町銭湯から、設備が充実したスーパー銭湯、最近はサウナに特化した施設まで幅広く存在します。

爽（ロッテ）

爽は株式会社ロッテが販売する、微細氷（びさいごおり）が混ぜ込まれたラクトアイス。シャリシャリとした食感と爽快な清涼感が特徴です。

風呂あがり研究所では、風呂あがりに最適なアイスの一角として本商品のレビューをしていきます。

た行

ととのう

ととのうとは、サウナ、水風呂、外気浴の一連のサイクルを繰り返すことで得られる、心身ともに極度のリラックス状態のこと。

多幸感や瞑想状態に近い感覚を伴い、最高の風呂あがりを追求することができます。

ドライヤー

ドライヤーは風呂あがり後の髪を乾燥させるための電化製品です。

最近では、速乾性だけでなく、頭皮や髪質改善に特化した高機能なモデルも増えており、風呂あがり研究所ではリカバリーグッズの一つとして、ヘアケア商品へのこだわりを推奨しています。

導入美容液

洗顔後や入浴後の清潔な肌に、一番最初に使う美容液です。

後に続く化粧水や乳液の浸透をサポートする役割があり、乾燥しやすい風呂あがりスキンケアの質を高める目的で利用されます。

な行

入浴（温浴）

入浴（温浴）は、お風呂に入り、身体を温める行為です。血行を良くし、筋肉の緊張をほぐすことで、一日の疲れを取り除く効果があります。風呂あがり研究所の「最高のひととき」のスタート地点です。

乳液・クリーム

化粧水などで水分を補給した肌に、油分を与えることで水分の蒸発を防ぎ、肌に蓋をする役割を持つ基礎化粧品です。特に乾燥しやすい風呂あがりには、油分を適度に補給することが重要です。

は行

バイブラ（ジェット）

バイブラ（ジェット）は浴槽の底や側面から細かい気泡を噴出させる機能のことです。

気泡が身体に触れることでマッサージ効果や血行促進効果が期待でき、疲れを癒やすための機能として銭湯に多く設置されています。

はしご

はしごとは複数の銭湯やサウナ施設を、同じ日または短い期間で巡る行為のことです。

それぞれの施設の特徴を比較して楽しむ、上級サウナーや銭湯愛好家の間で親しまれている楽しみ方の一つです。

氷菓

食品衛生法上のアイスの分類の一つで、乳固形分が3.0%未満のものです。

乳脂肪分が少ないため、さっぱりとした味わいが特徴で、「ガリガリ君」などの爽快感のあるアイスがこれにあたります。

ま行

水風呂

水風呂はサウナや温浴で温まった体をクールダウンさせるための浴槽です。

一般的に15～20℃程度の冷水で、水風呂に入ることで血管が収縮し、外気浴への準備が整います。近年は10度を下回る「シングル（またはグルシン）」と呼ばれる水風呂も人気です。

入る前には必ずかけ湯・かけ水をしましょう。

ら行・わ行

ラクトアイス

ラクトアイスは、食品衛生法上のアイスの分類の一つで、乳固形分が3.0%以上10.0%未満のものです。

アイスミルクより乳成分が少なく、さっぱりとした味わいとコストパフォーマンスの良さが特徴です。

リカバリーウェア

リカバリーウェアは着用することで疲労回復を促すことを目的とした機能性素材を用いた衣服です。

風呂あがりから就寝時まで着用することで、血行を促進し、睡眠の質を高め、翌日の身体の状態を整える効果が期待できます。

リカバリーサンダル

リカバリーサンダルは歩行時の足への負担を軽減し、足裏や関節の疲労回復をサポートする機能性サンダルです。

銭湯やサウナの行き帰り、または風呂あがりの室内履きとして使用することで、足からの疲労回復を促します。

ロウリュ（Löyly）

ロウリュはサウナストーンに水をかけ、蒸気を発生させる行為のこと。

フィンランド語で「熱い蒸気」を意味し、室内の湿度を上げ、体感温度を高めることで、発汗を促しサウナ浴をより快適にしてくれます。

◆関連記事：ロウリュとアウフグースの違いとは？